こんにちは!
自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している
東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です。
中古マンションを購入してリノベーションする工事が増えていますが
一方で生活しながらのリフォーム需要も変わらずあります。
生活しながらのリフォームを失敗しないためにすることは
生活環境の断捨離!
何が使えなくても我慢できるかを
お客様に考えていただきます。
・キッチンが使えなくても我慢できる
・お風呂が使えなくても何とかなる
・寝室が使えなくてもリビングで寝る
・この際だから、不用品を処分してから工事をする
などなど…
その上でいつもオーツカが実践しているのが
■毎晩トイレが使えるようにする事
■養生はその日に掛けて、夕方撤去
の2点です
これさえ徹底していれば、
お客様のストレスを最小限にとどめることが出来ます。
■養生はその日に掛けて夕方撤去
畳1.5枚分くらいのスペースを確保できる場所を決めて
そこを作業スペースとします。
ベースになるブルーシート(写真ではホワイトシート)を玄関から敷き詰めます。
これは作業期間中敷きっぱなし。
作業架台の下には、床の傷つき防止でエコフルガードを敷いて
加工の切りくず受けのためにブルーシートを重ねて敷きます。
このブルーシートは毎日撤去します。
壁はマスカ―と言うビニールフィルムを垂らします。
出入り口はフィルムを重ねて隙間をなくします。
マスカ―は静電気を有していて空気中の埃も吸着してくれます。
他の部屋に埃が舞っていくのを防いでくれます。
夕方作業終わりにくるくる内側に巻き取るようにマスカ―を撤去すると
埃が飛散しないので超便利!
■毎晩トイレが使えるようにする
便器の交換だけなら1日で出来ますが
配管から遣り替えたり
壁の下地から直す場合は工程も数日かかります。
その場合、夕方作業終わりにはトイレが使えるようにしなければなりません。
今回はトイレのカビ対策目的のリフォームで
壁に断熱ボードを貼るため3日間の工事でした。
初日:なんとなく避難所生活
タンクだけ外して断熱ボードを貼りました。
お客様にはバケツで水を流してもらいました。
2日目:新便器を仮使用
床にクッションフロアを貼り
新規の便器を取り付けました。
ペーパーホルダーやウォシュレットのリモコンは床に置きっぱなしですが
トイレは普通に流せます。
3日目:完成
新設便器から一度タンクを外します。
壁天井にクロスを貼って
タンクを復旧します。
この一連の作業を実行するためには
職人さんたちの連携が必須です。
誰一人欠けたり、遅刻したりしては
夜トイレが使えなくなってしまいますからね。
また、今回は3日目に断熱内窓のインプラスも設置しました。