こんにちは!
自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している
東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です
自宅の排水管のメンテナンスどうされていますか?
マンションなら2年に1度
戸建住宅なら7年に1度くらい実施したいですね・・・と高圧洗浄をする業者さんは言います。
オーツカ的には「何年に一度」という予防対応でなく、流れが悪くなってきたら高圧洗浄をする需要があってからの対応で良いかなと日ごろから思っています。まあ、実施するに越したことはないのでこまめに洗浄されるマンションさんを否定はしません。どんどんメンテされてください。
ただ、折角高圧洗浄で排水配管内のメンテナンスをするのであれば
アレを常備していないともったいない、損をすることになります。
そのアレとは内視鏡です。
家じゅうの配管を高圧洗浄して最後に玄関横の「エアコンの結露水を流すドレン管」を洗浄した時の事
業者 「これ、浸透菅かもしれませんよ」
オーツカ 「え、マジで?土中に排水ってことだよね」
業者 「カメラで見てみます?」
と、車から内視鏡を取り出してチェックしてくれました。
どういうことかというと、
このドレン管は昨年夏から水があふれていたんですね。配管洗浄すれば詰まりが治るだろうと見込んでいたのですが、高圧洗浄掛けても抜ける様子が全くない。近くの雑排水管の桝を開けて耳を澄ましても、水が流れる音がしない。
さてこの配管は一体どこに繋がっているんだろう?
緩く洗浄をかけている配管からはちょろちょろと水があふれてくるばかり…
そんな状況から、業者さんは「これって浸透桝(配管につながずに地面下の土中に浸透させる)じゃないか?」と思ったそうです。状況からオーツカも同意見です。でも、それをお施主さんに伝えても納得してもらえるかどうか…説得力がないですよね。
そこで登場したのが内視鏡!
立上りのVP管の奥は配管がなくなり
代わりに土が出てきたのがはっきり確認出来ました。
これならお施主さんも納得できます。
あとは、「そういうものだ」と受け入れるか
エアコンドレン排水用に別ルートを作って改善するかを相談すればいいだけです。
動画もとれるので、あとでゆっくり検証する事で出来ます。
上の写真は別の現場、高圧洗浄のメンテをしてもまた配管が詰まる事例です。
内視鏡を入れて調査したら、土中で配管に穴が開いていました。
原因ヶ所が分かったので、復旧作業はピンポイントで行うことが出来ました。
どうですか?内視鏡を常備していた方がいいでしょ。